てくの生活 入門

2.HDDを上手に使う
朝日新聞の土曜日版(9月15日・22日)に、掲載された「be」の記事を紹介します
9月15日
◆データは別ドライブに保存
 ウィンドウズXPを搭載したメーカー製パソコンの多くでは、「マイコンピュータ」(ビスタでは「コンピュータ」)を開くと、CドライブとDドライブという二つのハードディスクドライブが表示されます。1台のハードディスクを二つに分割して使えるようにしているのです。
 買ったときの状態では、ウィンドウズや各種アプリケーションがインストールされているCドライブしか使われません。Cドライブにどの程度の容量を割り当てるかは、パソコンによって異なりますが、Dドライブをまったく使わないと、ハードディスクが無駄になります。用途に応じてCドライブとDドライブを使い分けましょう。なお、別のドライブ名が割り当てられている場合は、ここから先の説明のドライブ名は、使っているパソコンに合わせて読み替えてください。
 Cドライブにはウィンドウズやアプリケーションなどを、もう一つのドライブには自分で作ったデータを保存するのがお勧めです。自分で作った、消えては困るデータをDドライブにまとめて保存しておけば、バックアップを手軽に取れますし、パソコンを買い替えたときにデータを移行するのにも手間がかかりません。パソコンがうまく動かなくなり、買ったときの状態に戻したいときにも、データのバックアップを考えずに、OSの入っているCドライブだけを元に戻す(リカバリー)ことができます。
 ワードやエクセルなどのアプリケーションで作ったデータを保存するときに、毎回Dドライブに保存するようにしてもいいのですが、「マイドキュメント」(ビスタでは「ドキュメント」)そのものをDドライブに移したほうが手間がかかりません。Dドライブに「¥ユーザー名¥Documents」というフォルダーを作り、「マイドキュメント」の「プロパティ」で移動先に指定するとよいでしょう(イラストの上の画面はビスタの場合)。

◆デスクトップも移動する
 自分が作ったファイルを、デスクトップに保存している人も多いのではないでしょうか。デスクトップに置いたファイルは通常、Cドライブに保存されるようになっているので、Dドライブに保存されるように設定を変更しましょう。方法は、ビスタとそれ以外のウィンドウズで異なります(イラストの下の画面)。ビスタ以外では、デスクトップの場所を移動した後に、必ず再起動してください。
 Cドライブに保存されているメールソフトのデータも、CドライブからDドライブに移しておきましょう。
 保存先を変更する方法はメールソフトによって違います。アウトルック・エクスプレスは、「ツール」メニューから「オプション」を開き、「メンテナンス」タブにある「保存フォルダ」で保存先を変更します。ビスタ標準のウィンドウズ・メールは、「ツール」メニューから「オプション」を開き、「詳細設定」タブにある「メンテナンス」「保存フォルダ」の順にクリックし、変更します。起動中のアプリケーションをすべて終了させてから作業を行ってください。
 なお、Dドライブの容量が10GB以下だったり、Cドライブの空きのほうが大きかったりする場合は、マイドキュメントやデスクトップを移さず、必要に応じてDドライブを使ったほうがいいでしょう。Cドライブしかない場合は、Cドライブを分割してDドライブを作る方法もあります(次回、解説します)。
9月22日

◆パーティション分けして管理

 1台のハードディスクを複数のドライブとして使えるのは、ハードディスクを分割して管理しているためです。この状態を「パーティション分けされている」と言ったり、分割されたそれぞれの領域を「パーティション」と呼んだりします(イラスト上)。パーティション分けされた領域をOS(ウィンドウズ)で使える(読み書きできる)ようにしたものがドライブです。

 ウィンドウズ2000/XP/ビスタを搭載したパソコンでは、ハードディスクがどのようにパーティション分けされているかを、「ディスクの管理」画面で確認できます(イラスト中央)。

 「ディスクの管理」の機能を使い、特定のパーティションを削除したり、余っている領域に新しいパーティションを作ってドライブとして利用したりできます。例えば、既存のDドライブを削除し、新たにDドライブとEドライブを作ることもできるのです。内蔵ハードディスクだけでなく、USBなどで接続した外付けハードディスクも同じように操作できます。

 パーティションを削除すると、そこに保存してあるデータも消えてしまうので、削除する前に、必要なデータをバックアップしておく必要があります。なお、OSが含まれるドライブ(通常はCドライブ)は、削除できません。

 ビスタには、データを保存したまま、パーティションの大きさを変更する機能があります。特定のパーティションを右クリックして「パーティションの圧縮」を選べば小さくできますし、「パーティションの拡張」を選べば余っている領域を継ぎ足せます。

 この機能を使って、Cドライブしかない場合は、Cドライブの容量を小さくして、空いた領域にDドライブを作れます。どれだけ小さくできるかはハードディスクの利用状況によりますが、8月4日の当欄で紹介した「システムの復元」機能を無効にしておくと、より小さくできます。

 ただし、もともとCドライブとDドライブがある場合、データを保持したまま、Cを小さくしてDを大きくすることはできません。

◆市販ソフトを使えば簡単

 「ディスクの管理」で見ると、1台のハードディスクが三つに分割されているのに、ドライブがCとDの二つしかないことがあります。残りの領域は、多くの場合、リカバリー(ハードディスクの中身を買ったときの状態に戻す機能)用に使われています。パソコンがうまく動かなくなったときに必要なので、絶対に触れないようにしましょう。

 リカバリー機能を使えば、データの保存場所にしたDドライブはそのままで、ウィンドウズが入っているCドライブだけを買ったときの状態に戻せます。パソコンのメーカーによっては、リカバリーを実行するときに、Cドライブの容量を小さくしてDドライブを大きくできます(イラスト右下)。ただしこのとき、ハードディスク内のデータはすべて消えてしまうので、パソコンを買ったばかりの状態か、データをバックアップした状態で行いましょう。

 ビスタの機能やリカバリー機能を使ったパーティション操作は手間がかかるうえ、できることも限られています。市販のパーティション操作ソフト(イラスト左下)を使えば、データを保持したままCドライブを小さくしてDドライブを大きくするなど、パーティションの大きさを自由に変更できます。パーティション操作を本格的に行いたい人は、市販のソフトを使うことをお勧めします。

尚 管理人は、XPのドライブ容量を変更する、ソフトを持っていますお申し出が御座いましたら、何時でもご相談下さい

関連ページはこちらから
Top Next